グルテンフリーの飲み物って何がある？意外な落とし穴に注意

2025年6月15日

意外と多い、グルテンを含む飲み物

麦芽を使った飲料

ビール、発泡酒など

ビールや発泡酒などの醸造酒は、原料として大麦麦芽を使用しています。

大麦に含まれるたんぱく質は、小麦のグルテンと似た構造をしているため、グルテン不耐症の人は避けるべき飲み物となります。

ビールの原料として使われる麦芽は、大麦を発芽させたもので、これを乾燥・焙煎したものです。

麦芽には、デンプンを分解する酵素が豊富に含まれており、ビール醸造に欠かせない原料となっています。

しかし、この麦芽に含まれるたんぱく質が、グルテン不耐症の人にとっては危険な成分なのです。

ビールだけでなく、発泡酒や麦芽を使った蒸留酒なども同様に注意が必要です。

麦茶、ミロなど

夏の定番飲料である麦茶も、実はグルテンに注意が必要な飲み物のひとつです。

麦茶は大麦を煎って作るため、麦芽と同様にグルテンを含んでいる可能性があります。

また、麦芽飲料の代表であるミロも、グルテンフリーとは言えません。

ミロは麦芽エキスを主原料としているため、グルテンを含んでいる可能性が高いのです。

その他、麦芽を使った飲料には以下のようなものがあります。

麦芽コーヒー
麦芽ミルク
オーバルチン
麦芽ココア

これらの飲み物を購入する際は、原材料表示をよく確認し、麦芽やグルテンの表記がないか注意しましょう。

飲料の添加物に潜むグルテン

増粘剤、安定剤として使用される小麦由来の成分

飲み物の中には、グルテンを含む添加物が使われているケースがあります。

特に注意が必要なのが、増粘剤や安定剤として使用される小麦由来の成分です。

これらの添加物は、飲料の粘度を調整したり、成分の分離を防いだりする目的で使用されます。

代表的な例が、小麦澱粉や小麦たんぱくから作られる増粘剤です。

小麦を原料とする増粘剤は、グルテンを含んでいる可能性が高いため、グルテンフリーを心がける人は避けるべきでしょう。

また、乳化剤として使われるグリコ脂質エステルも、小麦由来の原料から作られることがあります。

これらの添加物は、飲料の原材料表示に「小麦」や「グルテン」と明記されていないこともあるので、注意が必要です。

カラメル色素に使われる小麦たんぱく

コーラなどの炭酸飲料に使われるカラメル色素も、グルテンに注意が必要な添加物のひとつです。

カラメル色素は、糖類を加熱することで作られる褐色の色素ですが、その製造過程で小麦たんぱくが使用されることがあります。

小麦たんぱくは、カラメル色素の色調を調整したり、安定性を高めたりする目的で添加されます。

カラメル色素の原材料は、飲料の成分表示に「カラメル色素」としか記載されていないことが多く、小麦由来の原料が使われているかどうかは分かりにくいのが現状です。

グルテンフリーを徹底したい人は、カラメル色素が使われている飲み物は避けるのが賢明かもしれません。

原材料表示の確認が大切

グルテンを含む飲み物を避けるためには、原材料表示をしっかりと確認することが大切です。

特に、麦芽や小麦由来の添加物が使われていないかどうかは、注意深くチェックしましょう。

また、原材料表示に「グルテンフリー」や「小麦不使用」などの表記があれば、比較的安心して飲むことができます。

ただし、製造工程でグルテンに接触する可能性がある飲み物もあるので、表示だけを過信せず、メーカーに問い合わせるのも一つの方法です。

最近では、グルテンフリー専用の飲料も増えてきているので、そうした商品を選ぶのもおすすめです。

自分に合ったグルテンフリー飲料を見つけるには、飲み物のラベルをこまめにチェックする習慣が大切だと言えるでしょう。

グルテンフリーの飲み物選び

お茶、コーヒーなどのシンプルな飲料

グルテンフリーの飲み物を選ぶ際は、まずシンプルな原材料で作られたものを選ぶのが賢明です。

お茶やコーヒーなどの植物由来の飲料は、基本的にグルテンを含まないため、比較的安心して飲むことができます。

緑茶、紅茶、ウーロン茶、ハーブティーなどのお茶類は、原料の葉や花びらにグルテンが含まれていないので、グルテンフリーに適しています。

また、コーヒーもコーヒー豆そのものにはグルテンが含まれていないので、安心して飲むことができる飲み物の一つです。

ただし、フレーバーティーやインスタントコーヒーなどには、グルテンを含む添加物が使われている可能性があるので注意が必要です。

できるだけシンプルな原材料で作られた飲み物を選ぶことが、グルテンフリーの第一歩と言えるでしょう。

グルテンフリー表示のある飲料

最近では、「グルテンフリー」と明記された飲料も増えてきています。

こうした商品を選べば、グルテンの心配をせずに飲むことができるでしょう。

グルテンフリー表示のある飲料には、以下のようなものがあります。

米飴を使ったソフトドリンク
そば茶
ココナッツウォーター
ナタデココドリンク

これらの飲み物は、原材料からグルテンを含む小麦や大麦などが除外されているので、グルテンフリーを心がける人でも安心して楽しむことができます。

また、グルテンフリー専門のメーカーから発売されている飲料も、信頼できる選択肢の一つです。

ただし、グルテンフリー表示があっても、製造ラインの関係でグルテンに接触する可能性があるものもあるので、メーカーの情報をしっかりと確認することが大切です。

米麹を使った甘酒

米麹を使った甘酒は、グルテンフリーの代表的な飲み物の一つです。

甘酒は、米麹を発酵させて作る伝統的な日本の飲み物で、ノンアルコールのものが主流となっています。

米麹から作られる甘酒は、原料が米と米麹のみというシンプルな作りになっているため、グルテンの心配がありません。

また、甘酒には米麹由来の酵素が豊富に含まれており、消化酵素の働きを助けてくれる効果も期待できます。

最近では、カフェやコンビニでも米麹の甘酒が手軽に手に入るようになってきました。

砂糖不使用のものもあるので、グルテンフリーだけでなく、健康志向の人にもおすすめの飲み物です。

そば茶、はと麦茶など

そば茶やはと麦茶も、グルテンフリーの飲み物として注目されています。

そば茶は、そば粉を焙煎して作る香ばしい風味の飲み物です。

そばにはグルテンが含まれていないため、そば茶はグルテンフリーの飲み物として安心して楽しむことができます。

はと麦茶は、はと麦を煎って作る飲み物で、カフェインを含まないのが特徴です。

はと麦は、外見は麦に似ていますが、実はイネ科の植物で、グルテンを含んでいません。

そのため、はと麦茶もグルテンフリーの飲み物の一つとして選ぶことができるでしょう。

そば茶もはと麦茶も、飲みやすい味わいで、カフェインレスなので、就寝前の一杯にもおすすめです。

自家製の飲み物を活用

フルーツや野菜のスムージー

自家製の飲み物を作ることで、グルテンフリーの飲み物の選択肢を広げることができます。

その代表格が、フルーツや野菜を使ったスムージーです。

自分で選んだ材料で作れば、グルテンが入り込む心配がありません。

また、旬のフルーツや野菜を使えば、栄養価の高いドリンクが手軽に作れるのもメリットです。

バナナ、アボカド、ほうれん草、キウイフルーツなど、好みの材料を組み合わせてオリジナルのスムージーを作ってみましょう。

豆乳やココナッツミルクを加えれば、よりクリーミーな味わいを楽しめます。

ハーブティー、ジンジャーティーなど

自家製のハーブティーやジンジャーティーも、グルテンフリーの飲み物としておすすめです。

ミント、レモングラス、カモミールなどのハーブを使えば、香り豊かなオリジナルティーが作れます。

生姜を薄切りにして、お湯で煮出せば、体を温めるジンジャーティーの出来上がりです。

蜂蜜やレモンを加えれば、風味がアップします。

自家製のハーブティーやジンジャーティーなら、好みの風味に調整できるのが魅力です。

カフェインを控えたい人にもおすすめの飲み物と言えるでしょう。

外出時のグルテンフリードリンク

カフェやレストランでの注文

メニューの原材料を確認

外出先でグルテンフリーの飲み物を選ぶ際は、まずメニューの原材料をしっかりと確認しましょう。

特に、フレーバーティーやスムージーなどは、グルテンを含む添加物が使われている可能性があるため注意が必要です。

また、コーヒーショップなどで提供されるシロップやトッピングにも、小麦由来の成分が含まれていることがあります。

注文する前に、スタッフに原材料について尋ねるのも一つの方法です。

アレルギー対応の情報を掲示しているお店もあるので、そうした情報も参考にしてみてください。

少し手間はかかりますが、自分に合った飲み物を見つけるために、原材料のチェックは欠かせません。

アレルギー対応メニューを選ぶ

最近では、カフェやレストランにもアレルギー対応メニューを用意しているお店が増えてきました。

メニューにグルテンフリーのマークがある飲み物を選べば、比較的安心して注文することができるでしょう。

ただし、グルテンフリー表示があっても、製造ラインでグルテンに接触する可能性があるものもあるため、スタッフに確認するのが賢明です。

また、ソイミルクやアーモンドミルクなどの植物性ミルクを使ったドリンクも、グルテンフリーの選択肢の一つとなります。

カフェやレストランによっては、オーダーメイドでグルテンフリーの飲み物を作ってくれるところもあります。

自分の好みや体質に合わせて、オリジナルのドリンクを注文してみるのもおすすめです。

コンビニやスーパーでの購入

成分表示をチェック

コンビニやスーパーでグルテンフリーの飲み物を購入する際は、成分表示のチェックが欠かせません。

飲料パッケージの裏面には、原材料や添加物などの情報が記載されています。

グルテンフリーを心がける人は、この成分表示をしっかりと確認しましょう。

小麦や大麦、麦芽エキスなどの文字がないかどうかがポイントです。

また、原材料の一部に「小麦」と記載されている場合は、グルテンが含まれている可能性が高いので避けた方が無難でしょう。

原材料名の最後に「（一部に小麦を含む）」などの表示がある場合も要注意です。

グルテンフリーマークを目印に

コンビニやスーパーの飲料コーナーを見渡すと、「グルテンフリー」のマークが付いた商品を見かけることがあります。

このマークは、グルテンを含まない飲み物であることを示しています。

グルテンフリーマークが目印になれば、商品選びがぐっと楽になるはずです。

ただし、グルテンフリーの基準はメーカーによって異なるため、マークがあるからといって完全に安心できるわけではありません。

グルテンフリーマークと合わせて、成分表示もしっかりとチェックすることが大切です。

最近では、グルテンフリー専門のコーナーを設けているスーパーもあります。

そうしたコーナーを上手に利用すれば、グルテンフリーの飲み物選びがより簡単になるでしょう。

飲み物選びのポイント

シンプルな原材料のものを選ぶ

グルテンフリーの飲み物を選ぶ際は、できるだけシンプルな原材料で作られたものを選ぶことが大切です。

お茶やコーヒーなどの植物由来の飲料は、基本的にグルテンを含まないため、比較的安心して飲むことができます。

一方、フレーバーティーやインスタントコーヒーなどには、グルテンを含む添加物が使われている可能性があるので注意が必要です。

また、ココアやスムージーなどの加工飲料も、原材料をしっかりとチェックしてから選ぶようにしましょう。

シンプルな原材料のものを選べば、グルテンが入り込むリスクを減らすことができます。

グルテンフリー表示に頼りすぎない

「グルテンフリー」と表示された飲み物が増えてきましたが、その表示だけを頼りにするのは危険です。

日本では、グルテンフリー表示の基準が明確に定められていないため、メーカーによってグルテンフリーの定義が異なるのが現状です。

また、原材料にグルテンが含まれていなくても、製造ラインでグルテンに接触する可能性があるものもあります。

グルテンフリー表示はあくまでも目安であり、過信は禁物です。

表示と合わせて、原材料もしっかりとチェックする習慣をつけましょう。

メーカーに問い合わせるのも、安心して飲むための方法の一つと言えるでしょう。

自家製ドリンクで安心を

外出先でグルテンフリーの飲み物を見つけるのが難しい場合は、自家製のドリンクを持ち歩くのがおすすめです。

自分で原材料を選べば、グルテンの混入を防ぐことができます。

水筒やタンブラーに、お茶やコーヒー、ハーブティーなどを入れて持ち歩けば、いつでも安心して飲むことができるでしょう。

自家製のスムージーやジュースなら、好みの味に仕上げることもできます。

外出先でも、自家製ドリンクがあれば、グルテンフリーの選択肢が広がります。

自分に合った飲み物を見つけるためにも、自家製ドリンクを活用してみてはいかがでしょうか。

こめこのパレットのグルテンフリーメニューの紹介

グルテンフリーの米粉パン

こめこのパレットでは、小麦を使わない米粉100％のパンを提供しています。米粉特有のもっちりとした食感と、小麦パンにはない優しい甘みが特徴です。 グルテンを避けたい方だけでなく、健康志向の方にもおすすめの商品です。また、完全無添加にこだわり、安心・安全にも配慮しています。小麦アレルギーの方や、グルテンフリーの食事を必要とする方にも、美味しいパンを楽しんでいただけます。

グルテンフリーの米粉ベーグル

米粉を使ったグルテンフリーのベーグルも人気商品の一つです。もっちりとした独特の食感と、プレーンからフルーツ味まで様々な味のバリエーションが魅力です。ベーグルサンドにしても美味しく、食べ応えのある満足感が得られます。パレットのベーグルは、白砂糖を使わずてんさい糖を使用しているため、上品な甘さに仕上がっています。 ヘルシーなのに味わい深い、新感覚のベーグルをぜひお試しください。

グルテンフリーの米粉餃子

こめこのパレットでは、グルテンフリーの餃子も販売しています。米粉を使用した生地は、小麦粉の餃子の皮よりもモチモチとした食感が特徴です。具材の旨味を引き立てる、優しい味わいの皮に仕上がっています。グルテンフリーの餃子は、市販品ではなかなか手に入りにくいアイテムです。パレットの米粉餃子の皮があれば、グルテンを気にせず餃子が楽しめます。自宅で手作り餃子を楽しむのにもぴったりの商品です。